みなとラグビースクール(スクール部門)の方針について2017

2017年4月9日

保護者各位

NPO法人みなとラグビースクール
校長 高橋慎二
スクール部門長 塩見政明

みなとラグビースクール(スクール部門)の方針について

2010年4月に産声を上げた本スクールも、早いもので8度目の新学期を迎えることになりました。今や生徒数250名を超える大所帯となりましたが、一方で、設立当初、私たちが本スクールに込めた「思い」がやや希薄になってしまったとも感じています。

新学期を迎えるにあたり、この「思い」を、本スクールに関係されるすべての皆さまにあらためて共有したいと思います。

まず本スクールは、「ラグビーを通じて、国際性豊かな地域社会の活動拠点となり、次代を担える健全な子どもたちを育成する。」という運営理念に則り、ラグビーの「普及育成」に主眼を置いています。運営理念を超えて子供たちを「強化育成」する考えはありませんし、運営理念と相容れない一部の選手権試合等には参加致しません。私たちは、子供たち自らがラグビーを好きになってほしい、また来週も来たいと思ってほしい、そんな「思い」のもと本スクールを運営しています。

そして本スクールの「活動方針」は、(1)ラグビーを楽しむ。(2)どんな時もきまりを守る。(3)みんなの為に頑張る。(4)最後まであきらめない。の4つのみです。ボールを持ってまっすぐ走ることの楽しさを知ってもらいたい、そしてディフェンスが立ちはだかったらどうするか自分で考えてほしい。試合に勝つための「技術」というものがもしあるとしても、本スクールではそれだけを切り取って教えることは致しません。それは子供たちの無限の可能性に大人のバイアスを掛けるべきではないと信じるからです。

新年度を迎えるにあたり、この「思い」をどうかご理解頂いて、子供たちをグラウンドに送り出して頂けたら幸いです。

以上

みなとラグビースクール(スクール部門)の方針について.pdf